俺のブックオフ

最近、ブックオフについて書かれた本を片っ端から読んでいる。『ブックオフの真実』に始まり、『ブックオフから考える』などなど。読めば読むほど創業者の坂本孝という人にも惹かれて「俺の」について書かれた本も手を漁るように読んでいる。

ブックオフにせよ俺のにせよ、ビジネスの内容については賛否両論、いろいろ言われている。好きな人は好きだろうし、そうでない人は徹底的に嫌いか眼中にないのだろうと思う。私自身は、坂本さんが作り上げたビジネスの中にある「庶民性」みたいなのが好きだ。ブックオフは「俺の」は計算し尽くされた庶民性、ブックオフは(失礼な言い方ではあるが)直感を頼りに進んだら、それなりにいい感じになりました、という庶民性。どちらのビジネスもお客様の喜ぶ顔がみたいんだろうなあと思えてくる。

どちらのビジネスにも言えるのは、昔からあるビジネスモデルを破壊したということだと思う。そう、創造的破壊・イノベーションだと思う。本の買い値のルールとか、一流シェフのつくるイタリア料理店を3回転させるとか減価率は8割とか…常識を疑えとはよく言うが「子供たちだったらこんなふうに考える」と言うくらいの域で考えて丁度いい加減くらいなのかもしれない。

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