赤色の憎い奴 

もとは書類を入れるロッカー。昭和テイストでいて、なかなかに草臥れている。

が、作りはしっかりしているらしく、ガタつきはない。

バンマスは閃いたそうです。

「バイクとかいじるやろ!そやから工具とか、ぎょうさんあって保管場所に往生しとるんや」

「ちょうどエエもん見つけてな!また連絡するわ!」

バンマスは車やバイクにも精通していて、パーツを買ってきてはカスタムメイドな逸品に仕上げている。

かと思えば「雰囲気だけでも…」と、家の玄関を竹材や砂利石で純和風にイメージチェンジしたり、とにかく器用!

しばらくして「エエの出来たわ!」と送られてきたのがコレ。

『赤色の憎い奴』

「サイズがちょうど良かったしな、仕立て直したってん!捨てんのもったいないやん!」

ホームセンターで赤色の缶スプレーを買ってきて塗装後、カドを紙ヤスリで削って元の錆を出してレトロ加工に。

取手はデザインが良いからと、ストックしていたシステムキッチンの扉の取手を使用。

STUDEBAKERの看板もストックしていたもの。ちなみにこちらの看板、ホーロー製とのこと。

向かって左側のアルミ製のアングル。こちら先日の和歌山でデザインが良いからと、いただいてきたお品だそうです。

となりには、このバイク何ですのん?といわれることの多い、初期型のカワサキW650。

オリジナルパーツはエンジンとリアサスだけ。ほぼカスタマイズ!

マフラーとバックステップは昔から知り合いの溶接職人さんに頼んで作ってもらった逸品。

ちなみにタンクに描かれた文字はBevel674、ぺぺルギア駆動674cc。

『赤色の憎い奴』とも相性抜群。

バンマス!また何か、こしらえたらご一報を!

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