昭和10年頃、祖母が嫁いできた時に持参したらしい。小学生の低学年だった頃、鏡の前に、ちんと正座して髪を梳かしていたのを記憶している。実家の片隅に今も、ちんと佇んでいたので掃除がてらご機嫌を伺ってみた。
凡そ100年前に作られたであろう鏡台だけれど、今も十分に活躍できそう。鏡面が映らないようにと布でできたカバーが経年の劣化こそあれ、虫食い痕もなく比較的綺麗な状態で保たれている。圧巻は鏡台の後ろ側。
素朴ながらセンスが良いというか、見ていて飽きない。なんとなく癒される。それと鏡面のここ。ガラス?
私んかは、これにも癒されますな。
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