かねてからBlogに記していたとおり、京指物の職人さんに上り框の古い木を使って盤双六の製作をお願いしていた。古民家をリノベーションされるとのことで、本来なら産廃として処理される上り框の木をいただいての製作。わざわざ古い木を再活用しなくとも、キレイな木はいくらでも流通している。しかし、古い木から新たな価値を創出したいという一心でチャレンジ。骨董品として販売されている盤双六のような煌びやかな装飾は施されていないけれど、素朴な盤双六が完成しました。プロダクトアウトの極み!この際、採算は度外視です。
古い上り框の木が、このように生まれ変わるとは感慨深いです。京指物職人さんのはからいで、マス目の白い線は伝統工芸師の象嵌職人さんにお願いしてくださり「木象嵌」で製作していただきました。大切に使えば100年はもつでしょうか。
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