グレコのプレベ その1

5〜6年前にライブで弾いて以来、仕舞い込んでいたグレコのプレベを引っ張り出してきて弾いてみた。と、アンプから「バチ、バチバチ。ボッ。バチバチ」とスピーカーが破れんばかりの接触不良音!そうそう、確かライブの時も最後の方は調子がわるかったな…と。

簡単手入れでなおっておくれと、プラグの差込部分に接点復活スプレーを吹きかけてみたけれど、やはり「ブーー。バチ、バチバチバチ」と、全く改善の気配がない。

ナチュラル塗装にローズ指板の組み合わせが気に入って中古で購入。おそらく1970年台に製造されたグレコのベース。購入後にネック調整をした記憶はないけれど、ねじれやソリもなく、ピシッと真っ直ぐで頼もしい限りのグレコのベース。けれど「ブーー。バチ、バチバチバチ」では残念なので、電気系統の知識は全くないけれど修理にトライして見ようかと。

1970年台に製造されたとすれば、この世に出て50年近く。丁寧に扱われてきたのか、はたまた弾かれる機会が少なかったのか、大きな傷もなく綺麗な状態を保っている。昔、リペア職人さんに「木に接しているネジというネジをしっかり締めてあげると、それだけでいい音が出るよ」と教えていただいた。この機会にネジの具合もしっかりチェック。

まずはピックガードを開けてプラグの差し込み部分のチェックから。一抹の不安はあるけれどプレベの修理にトライ。

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